いや、、、年が明けてあっちゅう間に時間が過ぎて、
しかも今日が19日に日付が変わりかけてるっていうのは分かってます。
(^_^;)昨日のお話です。
昨日(17日)は予定が入っていたので出かけていました。
朝9時頃に津を出て、高速でちょうどお昼前、11時頃に兵庫県に入りました。
1月17日の午前11時の兵庫県。
震災が起こったあの年、11時にはもう報道でもずいぶんな被害が出ていると全国にも届いていました。
もう高速道路の倒壊した映像も見ていたかもしれません。
11年が過ぎて、世間では本当に目を覆いたくなるような事ばかりが次から次へと起きて、震災のこともずいぶん希薄な受け止め方になってきているのかもしれません。
・・・本当に被害に遭われた方々は、こうやって普通に生活が出来るようになり出来ればあの時の受けた傷は忘れてしまいたいのが現実なのでしょうけれど。
全国各地で起こっている天災。
職業柄、自然にはどう頑張っても刃向かえないということをずいぶん思い知らされ、大雨、台風、地震といった自然の脅威にいつさらされるかもしれなくて、人間がつまらない事件を起こしている場合ではないのにって、やっぱり思ってしまいます。
さて・・・
(ここからはあまりに色々ご意見いただきそうで?書いていい物かどうかという類のお話に突入しますが・・・)
昨日の予定・・・というのはですね、
その兵庫県のというより日本の誇る・・・(?)、宝塚市内でありながら別の国(??)
はい・・・(^_^;)宝塚歌劇団・ベルサイユのバラ公演に行っていました。
まぁ、これを書くと、
「ええ!そういう人やったの?」とか
「やっぱりねぇ~」とか
今まで色々さんざん言われましたが、何も知らなかった僕が、まぁ、諸般の関係でずるずると行く内にこうして、その神髄とも言える「ベルバラ」まで見る機会に恵まれたというだけのことなんですがね・・・(^_^;;;;;;)
何度か観劇する内に、どんどん舞台作品としての面白さを見つけ、未だにあの組の、あの配役のあの子がどうしたこうした・・・といったことはよく分からないままですが、いつの間にか初めて見た時まで持っていたような(よくデフォルメされ笑いに使われるような)宝塚独特の印象というのはなくなってました。
(・・・でも、世間からは)あの赤絨毯に敷き詰められたとんでもなくでかい空間に9割9分女の子、女の人で埋められる中、なかなか僕のようなおっさんが(笑)いると視覚的には引かれるでしょうが、もうそんな事言うても、言われてもなぁ。。。。と思うしかありません。(笑)
こうして何度か行くと、別に宝塚に行くというのとその演目が「ベルサイユのバラ」であるというのは特別な物ではなかったのですが、昨日2度目になる「ベルバラ」を見に行き確信したのですが、世間はそうではなかった・・・。
2500ものキャパで、平日の公演でもどこにも空席のない、しかもなんだかいつもの公演と空気が違うし、なんだか初めてっぽいお客様もめだつ・・・。
いかに宝塚と言えど、この頃は毎回公演大入りで大盛況というわけにもいかず、特にここ数年は(いつも一番安い高いところから劇場全体が見渡せる2階席を取るのですが)空席が目立つどころか、ホントに見晴らしのいい時も多かったンです。
(周りに人が少なくて気を遣わなくていいのは楽なんだけどね)
チケットはこの後にある「オスカル編」も含め、どの日もほとんどが立ち見まで完売でした・・・。
おそるべし「ベルバラ」・・・。
内容自体もずいぶんなお金のかけ方に見えるし、
でも世間の期待を裏切らない物であったと感じましたね。
前回見たのが「オスカルとアンドレ」編、今回がマリーアントワネット生誕250周年いうことで「フェルゼンとマリーアントワネット」編でしたが、前回のクライマックスが、今回のでは2幕の頭に来てしまうほどあちこちにクライマックスが(笑)ちりばめられ何ともすごかったです・・・。
一昨年の大河ドラマ「新選組!」でも思ったのですが、こういうのにはまっていたら社会科の授業ももっとちゃんと聞いていただろうに・・・とたぶん絶対ありえない「タラレバ」をやっぱり考えたりするのでした・・・。
ええと、、、、変なデフォルメの印象しか持ってみえない方・・・
一度は見ておいても絶対損はないと思います。
強くオススメするとそーゆー世界の人なのね、と言われるだろうからそんなに言いませんが
(笑)
そういえば・・・
初めて「ベルバラ」を見たのは9・11・・・ニューヨークテロのあった日でした。
家に帰ったとたんビルが崩れ落ちる映像でした。
そのせいか「バスティーユが落ちたぞ」という場面は複雑な想いで見てしまいます。
そして、今回が1月17日か・・・。
どっちも行った日付は忘れないだろうなぁ・・・。